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八王子・マルベリーブリッジにクリスマスイルミ-被災地にもメッセージ

東京造形大学の学生が作ったイルミネーション

東京造形大学の学生が作ったイルミネーション

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 JR八王子駅北口広場(通称=マルベリーブリッジ、八王子市旭町)で現在、東京造形大学(宇津貫町)の学生によるクリスマスイルミネーションが行われている。

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 同所はJR八王子駅から伸びる自由通路と駅北口の間をつなぐペデストリアンデッキ。1999年に完成し、八王子が絹織物の産地だったことから、「クワ」を意味する「マルベリー」の名前が付けられている。

 北口・旭町地域内の商店らによる「八王子駅北口商店会」が主催し、毎年行われているイルミネーション。同大学の社会連携活動の一つとして、2006年より学生がクリスマスにちなんだイルミネーションを行っている。

 同大学准教授の上田知正さんを中心に室内建築専攻領域の学生が制作。今年は東日本大震災などもあり、「クリスマスを祝福すべきか、ためらった」と上田さん。「しかし、元気を出していこうという気持ちも一方にあり、今年も飾り付けを行った」と話す。

 今回はピンクと白の紗のような生地に8000個のLEDランプをつけた。生地には「WE LOVE 東北&八王子」をメーンに学生たちが考えたメッセージを添え、会場の目の前にあり来年1月末に閉店する「そごう八王子店」(旭町)に向けて、「八王子そごう28年間ありがとう」の言葉も加えた。

 点灯時間は17時~0時。来年1月12日まで。

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