JR東日本八王子支社(八王子市旭町)は12月16日、来年3月に実施される同社管内のダイヤ改正についての概要を発表した。
同社は中央本線=小淵沢~高尾間、中央線快速電車=高尾~吉祥寺間、横浜線=八王子~相原間、南武線=矢野口~立川間、八高線=八王子~高麗川間、武蔵野線=府中本町~新座間のほか、青梅線、五日市線の全線をそれぞれ管轄する。
来春のダイヤ改正では、特急「スーパーあずさ」の立川駅停車を拡大。これまでの1日下り4本、上り1本から下り7本、上り2本に増やす。「特急列車30往復のうち、「スーパーあずさ」19号、14号の上下各1本を除く、29往復が立川駅に停車する」と同社。特急「あずさ」「かいじ」に関しては改正後、新宿~甲府間の運転時間を1分ほど短縮することで利便性を上げる。
「中央ライナー」「青梅ライナー」については、平日早朝の運転について見直す。6時40分に高尾駅を出発する「中央ライナー」については、新宿駅止まりだったものを東京駅までに延長した上で、新宿駅の到着時間を7分短縮。6時16分に青梅駅を出発する「青梅ライナー」についても8分短縮する。
中央線快速電車では平日、休日ともに夕方にテコ入れを図り、現在、八王子駅始発となっている17時台の電車について、始発を高尾駅に変更した上で増発を図るなど運転間隔が空いている時間帯について調整を行う。
このほか、八高線については八王子~拝島間で平日朝に1本増発するほか、南武線についてもダイヤを調整。武蔵野線では吉川美南駅を新たに開業する。
新しいダイヤは来年3月17日から導入される。