京王電鉄は1月22日から、高尾山にあるそば店などと連携して「冬そばキャンペーン」を実施する。
高尾山では消化吸収のよいそばと「とろろ」を組み合わせた「高尾山とろろそば」が親しまれており、麓から山頂にかけて、そば店が数多く点在。同キャンペーンは、このそばをさらに広めようと、地域振興の一環として同社と同キャンペーン実行委員会が毎年1月から3月にかけて開催しており、今年で10回目を迎える。
高尾山周辺のそば店19店が参加。京王線・京王井の頭線の各駅では、100円分の割引券3枚が付いた「高尾山そばマップ」を配布。参加するそば店で500円以上のそば、うどんを食べる際に使えるほか、マップ内の「スタンプカード」に各店でスタンプを集める催しも行う。
スタンプを3つ集めて応募できる「3スタンプ賞」では、「高尾山商店会」の食事・買い物券や京王グループの共通ポイント券などが抽選で当たるほか、今年は10周年を記念して、10店を訪れて達成する「10スタンプ賞」を新設。「10周年記念オリジナル切手シート」などの景品を用意する。19店全店で食事をした客には「全店制覇賞」として「そば処19店制覇認定証」を贈る。
キャンペーン初日の今月21日には、ケーブルカー清滝駅前で訪れた客にその場でかけそばを食べてもらう「振る舞いそば」を提供。当日は250食を用意するが、「昨年は整理券が10分程度で配布完了となった」と同社広報部の杉山さん。整理券の配布は9時30分から。
2月4日には高尾山薬王院(八王子市高尾町)で「高尾山献上そば行列」を開催。門前町のそば店店主が豊作を祈って、そばを打って同院に献上するもの。当日は行列を作りながらみこしを担いで同院までそばを運び本尊に奉納する。イベントは12時50分から。
キャンペーンは3月31日まで。