パルテノン多摩(多摩市落合)小ホールで2月25日、地球環境に関する映画を上映する「2012 EARTH VISION(アース・ビジョン) 多摩」が開催される。
同イベントは3月16日~18日に新宿区立四谷区民ホール(新宿区)で行われる「EARTH VISION 第20回地球環境映像祭」の関連イベント。同祭は「アジア初の国際環境映像祭」として1992年から年1回、大規模な上映会を開催。定期的に環境に関する映像の上映会も開いている。
「EARTH VISION 多摩」は2005年にスタート。「毎回『地球環境映像祭』から『自然との共生』を訴求した作品と話題作を特別上映する」と実行委員会の岡田さん。毎年約600人の参加があり、今年も前売りの段階で既に100人を超える参加が見込まれている。「過去7回では最高を更新した」と岡田さん。
今年のテーマは「いのちのつながり」。同祭の優秀作品として選ばれた4本に加え、昨年公開されたジャン・ポール・ジョー監督の作品「セヴァンの地球のなおし方」も上映。同作品では、1992年にブラジル・リオデジャネイロで開催された「地球サミット」の場で、当時12歳にしてスピーチを行ったセヴァン・スズキさんの姿を追う。このほか、「多摩連光寺の谷戸田再生」「連光寺6丁目のホタル」と題して、市内の里山保全や野生動物の保護などをテーマとしたトークイベントも開催。
会場となるパルテノン多摩の「市民ギャラリー」では、地元企業や学校、大学などが行っている環境保全活動を紹介する「多摩エコ・フェスタ2012」も行われる。
開催は13時から。当日券は、一般=800円、小・中学生=100円。