高尾山でバードウオッチング-日本野鳥の会東京支部が主催

高尾山の玄関口であるケーブルカー「清滝駅」

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 日本野鳥の会東京支部(新宿区)は9月28日、高尾山を歩きながらバードウオッチングを楽しむ自然観察会「探鳥会」を開催する。

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 日本野鳥の会(品川区)は昭和9年の設立。「野鳥や自然を守る事業」と「野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業」の2つを柱に活動を行っている財団法人で、会員数は約4万5千人(2008年3月末時点)。全国に89の支部があり、東京では東京支部と奥多摩支部の2つがある。

 東京支部は野鳥や自然とのふれあいを楽しむ「野鳥を見る」、東京地域の野鳥の生息状況を調べる「野鳥を知る」、生息地の保全や密猟の防止などを行う「野鳥を守る」の3つを活動の柱に据えており、それに基づいて毎週日曜日に「探鳥会」と呼ばれるバードウオッチングを開催している。

探鳥会では案内役である「探鳥会リーダー」からバードウオッチングの楽しみ方を学びながら、実際に野鳥を観察する。東京湾野鳥公園や多摩川、多磨霊園、清澄庭園、明治神宮などで毎週行われており、毎月第4日曜日は高尾山と葛西臨海公園で活動を行っている。

 当日は京王線高尾山口駅に集合後、高尾山を実際に歩きながら野鳥を観察、昼食をとった後、高尾山頂付近で解散となる。同支部の担当者は「毎回参加者は50~60人ほど。望遠鏡や双眼鏡などの観察用具を持参の上、楽しんでほしい」と話す。

 「探鳥会」は野鳥の会の会員、非会員を問わず参加でき、事前申し込みは不要。当日、高尾山口駅での受付の締め切りは8時15分。参加費は200円(保険料込み、18歳以下は無料)。弁当などの飲食物や雨具などは持参。

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