「がぶ飲みワインとカリカリ羽つきピザの店 GAMバル」(八王子市新町、TEL 042-631-9045)で7月14日、食事をしながらジャズを楽しむ「真夏のJAZZライブ」が行われる。
学生時代にバンド活動を始め、現在でも市民バンドのトランペッターとして音楽活動を続ける、「タカクラメガネ」(八幡町)店主の高倉さんがプロデュースする同イベント。市内のタウン情報などを紹介するホームページ「ルクツン八王子WEB新聞」の運営なども手掛けるフリーのアートディレクター「マニ ルクツン」さんが仕掛け人となり、今回初めて開く。
「八王子のいろいろな店でライブをやりたい」というマニさんのアイデアを基に高倉さんがイベントとして立ち上げた。「店の人はそれぞれ趣味を持っていて、それを生かして何かできたら面白いと思っていた」とマニさん。高倉さんはジャズバーでアルバイトをしていた際、客とともに山下洋輔さんや坂田明さんなどのトップアーティストを市内に呼ぶ手作りイベントを企画。「そういうものをまた復活させたい」と思っていたところに今回の提案を受け、「火をつけられた」と話す。
オリジナルメニューの「羽根つきピザ」を軸に、さまざまな種類のワインを用意するワインビュッフェも展開する「GAMバル」。今回は店内に楽器を持ち込んでライブを行いながら、バイキング形式で料理を提供する予定。これまでにも地元のアーティストとのコラボイベントなども行っており、「面白いことは好きなので、一緒にできれば」とシェフの中島さん。
当日は高倉さんのバイト時代からの友人でもあるボーカルの竹山真由美さんを中心に、ピアノとベースのみというシンプルな構成で展開。スタンダードからポピュラーミュージックまで、さまざまな曲を取り上げる。この形にしたのは、「ライブハウス以外の場所で音楽をどう楽しんでもらうかを考えた結果」と高倉さん。「いつも店に来てくれるお客さんに、おいしいものを食べて、飲んで、音楽を楽しんでもらうのがテーマ」とも。「ファンがついてくれるとうれしいし、その人たちが店のファンになってくれると、なおうれしい」と期待を込める。
イベントは、1回目=20時~20時50分、2回目=21時40分~22時30分。フェイスブックなどでの事前の参加申し込みが必要。料金は5,500円。