東京工科大学(八王子市片倉町)は10月6日、同大学が主催した「高校生メディアコンテンツグランプリ2008」の結果を発表した。
同グランプリは、自分で表現する楽しさや難しさ、制作の過程の経験からメディアコンテンツへのリテラシーを向上させることなどを目的に、高校生や予備校生などを対象として実施されたコンテスト。フジテレビラボLLCが運営する「ワッチミー!TV」と協力する形で、同大学が昨年初めて実施。今年は7月1日~9月30日、応募を受け付けていた。
コンテストには「ありがとう」をテーマに10秒~3分の映像作品を作る「クリエイタームービー部門」と、「夏」をテーマに30秒以内の映像作品を作る「携帯ムービー部門」の2部門を設定。それぞれ、クリエイタームービー部門ではグランプリ1作品、準グランプリ2作品、構成賞、CG賞、アイデア賞のが各1作品ずつ、携帯ムービー部門では東京工科大賞、日本工学院賞、ワッチミー!TV賞が設けられた。
同大学広報課によると、今年はクリエイタームービー部門28作品、携帯ムービー部門27作品の応募があったという。
審査の結果、クリエイタームービー部門では淡路高校一宮校放送2年班の「まっすぐに伝えたい」がグランプリを受賞。準グランプリはohbc36さんの「青春の『ありがとう』。」、OHSB6306さんの「ありがとうのカタチ」が選ばれた。グランプリにはトロフィーと、協賛企業であるパナソニックから30万円相当の商品が贈られる。
携帯ムービー部門では、東京工科大賞、日本工学院賞、ワッチミー!TV賞として「漫画研究部の長」さんによる「スイカの種を飛ばす雅な動画」、淡路高校一宮校放送1年班の「宿題が終わらない!~」、nanaiさんの「夏によくやってしまうこと♪」が選ばれた。
「クリエイタームービー部門」でグランプリを受賞した制作者は、今後、「ワッチミー!TV」のプロのクリエーターと一緒に映像制作を行う機会が設けられる。
授賞式は今月12日、同大学で行われる予定。