サンリオピューロランド(多摩市落合)に今夏、新エリア「サンリオタウン」がオープンする。同施設を運営するサンリオエンターテインメントが4月18日、発表した。
今回の計画では、現在の1階レストラン「グルメバザール」と「キティズハウス」、「夢のタイムマシン」と2階「プリモガーデン」、ゲームコーナーを改装。サンリオキャラクターの世界観を体験できるアトラクションなどを新設する。
新アトラクションは、サンリオのキャラクター「ハローキティ」の家を体験できる「レディキティハウス」のほか、「マイメロディー」のキャラクター・クロミが考案した「エコ・マイメロカー」に乗って同作の世界を巡るライドアトラクション「~マイメロディ&クロミ~マイメロードドライブ」など3カ所。レストランについては、キャラクターをイメージしたメニューが楽しめる「グルメバザール~キャラクターフードコート~」としてリニューアルを図る。
エリア面積約4000平方メートル、投資総額約15億円と大規模改装となる今回。リニューアル後の動員は現在の130%増を目標に据える。「幅広いお客さまにキャラクターの文化というものが受け入れられている」と同社の佐藤誠社長。「われわれのモットーとしては、世界で一番サンリオな場所はピューロランドであるということ」としたうえで、「買う、食べる、参加する、思い出を作るというスモールサービスを充実させていきたい」と意気込む。
同施設はサンリオ(品川区)のキャラクターを中心に扱うテーマパーク。1990年に国内初の屋内型テーマパークとして開園した。
新エリアのオープンは7月20日を予定。