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「動くマカンコウカメラ」海外でも話題に-八王子の企業がアプリ開発

「動くマカンコウカメラ」を紹介するSODAの本名社長

「動くマカンコウカメラ」を紹介するSODAの本名社長

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 アプリケーションの開発などを行っているSODA(八王子市天神町)が5月25日にリリースしたAndroid(アンドロイド)向けアプリ「動くマカンコウカメラ」がネットで話題を呼んでいる。

今月10日には「漫画が動くカメラ」も発表

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 写真にデコレーションを施すことで、漫画「ドラゴンボール」の「波動拳」などの技をパラパラ漫画のようなアニメーションで再現できる同アプリ。海外でも「HADOKEN CAMERA」の名称でリリースされており、リリース後2週間で1000回以上ダウンロードされるなど大きな反響を呼んでいる。

 これまでにも「漫画風製作所」「まんが風カメラ」など、さまざまなアプリをリリースしてきた同社。「漫画風製作所」は150万ダウンロードを超えるヒット作になるなど写真を使ったアプリには定評があるが、「静止画のアプリを作っている中で、動きがあるものもいいなと思うようになった」と社長の本名さん。「これまでのアプリを通して需要はあると感じている」として動画で表現するアプリの開発に踏み切ったという。

 開発に当たっては、ユーザーなどからの発想や意見を開発に生かす「アジャイルソフトウエア開発」を採用。この2週間で既にバージョンは「1.3.1」にまで上がっており、読み込み速度の向上なども図られた。「ユーザーとの関係性はとても大事にしている」と本名さん。「これからのアプリはそうしていかないと難しい。ユーザーとともに成長すれば、次のアプリにもつながるはず」と意気込む。

 今月10日には撮影した写真を漫画風に加工し、1.5秒程度のアニメーションが作成できる「漫画が動くカメラ」を発表するなど新たなアプリの開発も進めている。「『動くマカンコウカメラ』に比べれば敷居が低いので、より海外のユーザーにも受け入れてもらえるのでは」と期待を込める。

 同社は2011年4月に設立。アンドロイド向けアプリの開発などの事業を展開しているほか、4月からはNTTドコモ(千代田区)が実施する企業支援プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」に参加し、新サービスの開発にも取り組んでいる。

 アプリはAndroid OS 3.0以上に対応。「Google Play」でダウンロードできる。無料。

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