「萌え寺」として知られる松栄山了法寺(八王子市日吉町)は11月16日・17日、同日行われる「八王子いちょう祭り」に合わせオリジナルのメードカフェ「了法寺の『お・も・て・な・し』」を出店する。
高尾駅から西八王子駅にかけて八王子市内を通る甲州街道(国道20号)沿いで行われる「八王子いちょう祭り」。同寺では2009年と2010年にメードカフェなどの催しを行っており、今回、3年ぶりにメードカフェを復活させる。
当日は境内でメードカフェを展開。給仕を行うメードについては、今月8日までホームページで募集しており、「できれば八王子の方に参加していただき、一緒に手作りのイベントにしていきたい」と同寺の企画に携わる八福(元本郷町1)の室井さん。メード長は市内在住の学生が務める予定で、「今話題の『おもてなし』を了法寺ならではの解釈で提供したい。メードと一緒にお参りするほか、仏教に詳しいメードが寺ならではの会話をできるかも」と意気込んでいるという。
このほか、ゲームコーナー、屋台、写経体験会、富山県高岡市の観光大使「あみたん娘」をPRするブースなどの催しを多数用意。「とろ弁天キャラ茶」など新グッズも登場するほか、iOS向けに開発を進めているオリジナルゲーム「お経の達人」のテスト体験会も行うという。このゲームでは木魚をコントローラーとして用いる予定で、「開発のために木魚コントローラーの動作テストを行う。興味ある方は、ぜひテストに協力してほしい」と同社の三井社長。
イベント復活に向け、「期待される方の声が多かった」と室井さん。今回は同祭りを企画・運営する「八王子いちょう祭り祭典委員会」から参加の要望を受けたこともあり、同祭りの公式イベントとして復活を決めた。同祭りに公式参加するのは今回が初めてだが、「メードさん自身の手作り企画による了法寺ならではの『おもてなし』をお楽しみいただけたら」としたうえで、「普段、寺に縁のない方も、この機会にメードさんと一緒にお参りしては。メード一同お待ちしている」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。