京王線・京王八王子駅そばのカフェ「BASEL 京王八王子本店」(八王子市明神町3)に4月20日から、日曜限定で地元野菜を販売するマルシェが出現している。
同店と「農業でまちづくり」をコンセプトに新規就農の支援などを進めているFIO(堀之内)が協働で進めている今回の取り組み。店横のスペースを使って毎週日曜朝にコーナーを設け、採れたての野菜を販売している。
「将来、八王子でマルシェが実現できれば豊かな街になる」と企画から携わる「バーゼル洋菓子店」(高倉町)代表の渡辺さん。「まずは始めてみようということで京王八王子で始めた」。会場ではネギやカブ、のらぼう菜など市内の畑で作られた、さまざまな野菜を生産者自らが販売。「野菜だけ持って来て、ただ置くだけでは売れない」としたうえで、「作り手の顔が見えるのがマルシェの基本だと思うので、店頭で販売していただいている」と話す。
今後はマルシェの規模の拡大や、JR・西八王子駅から徒歩15分の場所にある姉妹店「Park Side Cafe BASEL」(台町3)での同時開催などももくろむ。「ビルの前のスペースで10店、20店とマルシェが出るようになれば面白い」と渡辺さん。
販売は毎週日曜の10時ごろから。