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「高尾ポテト」、トレーラーハウスを利用した「本店」オープン-本社横駐車場で自社商品販売

トレーラーハウスを活用しオープンした本店

トレーラーハウスを活用しオープンした本店

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 無添加のスイートポテト「高尾ポテト」で知られる光信(八王子市中野上町1)が5月3日、本社横の駐車場にトレーラーハウスを利用した「本店」をオープンさせ、話題を呼んでいる。

木目を生かした落ち着いた雰囲気の店内

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 八王子北口の駅ビル「CELEO(セレオ)八王子 北館」(旭町)をはじめ、中央自動車道・石川パーキングエリアや道の駅「八王子滝山」(滝山町1)などでも「高尾ポテト」を販売する同社。これまで本社ビル1階を「本店」として製造・販売を行っていたが、生産量が増えてきたことから、同所を製造機能に特化。販売機能をトレーラーハウスに移転させ、同社製品を扱う「本店」として新たにオープンさせた。

 2人のスタッフが切り盛りする店内では「高尾ポテト」や、多摩産のはちみつなどを使って一口サイズに作り上げ、昨冬から販売を始めたスイートポテト「マンマ・マンマ」などを取り扱う。「工場直営で、できたての『高尾ポテト』を販売している唯一の店舗」と同社営業部長の村上さん。焼き上がりを提供できるよう店内にはキッチンも設けるなどの工夫も。「この店はフラッグシップ店。発祥の場所ということもあり、私たちのスタイルを伝えられるようにと努力している」と話す。

 出店にあたっては、駐車場がある地区は区画整理が予定されており、建築確認が必要となる建物が設けられないことからトレーラーハウスの活用を決意。店はタイヤの上に乗った形となっており、いつでもけん引できるようにナンバーも取り付けられている。入り口には購入した商品をその場で味わうこともできるよう、多摩産の木材を使ったデッキが設置するなどこだわっており、「お客さまからもかわいい店と好評」と村上さん。「店の認知度も上がった」とも。

 2011年に行われた「八王子T-1(手土産ナンバーワン)グランプリ」でグランプリを受賞するなど地元での知名度も上がりつつある中での出店。「八王子の方、多摩の方に知っていただきたい」としたうえで、「手土産を通して地元に貢献できれば」と村上さん。今後は新商品のテスト販売を同店で行うなど、「店の役割を大きくしていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時30分~18時。

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