サークルKサンクス(中央区)は6月17日、ご当地ラーメン「八王子ラーメン」をモチーフにした新商品「冷し八王子つけ麺」の販売を始めた。
「八王子ラーメン」は、濃いめのしょうゆスープに刻んだ生玉ネギのトッピングが特徴。今回は八王子ラーメンでまちおこしを進める地元の市民団体「八麺会」と協働で商品開発を実施し、夏に向けて同商品を生み出した。
同会が定める八王子ラーメンの3つの定義「刻んだ玉ネギを使うこと」「スープの上に油が覆うこと」「しょうゆダレ」をベースに、スープには肉と魚介をダブルで使い、唐辛子を加えるなど工夫。さらに、ラードを加えることで八王子ラーメンらしさをより協調したほか、玉ネギを油で揚げることで甘みを引き出し、食感を向上させるなどこだわった。
八王子ラーメンについて、同会担当者は「50年以上も市民に愛され続けているソウルフード」と評価する。近年では、つけ麺の形で提供する店舗も少しずつ増えているという。「八王子の持っている魅力を新たに発信するものとして、全国の皆さまに愛されるものとなってほしい。この『冷たいつけ麺』をきっかけに、市内の八王子ラーメン専門店に足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。
販売期間は6週間ほどで、価格は430円。関東地域にある1都6県のサークルKサンクス1448店舗で取り扱う。