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八王子のご当地キャラ「たき坊」がイベント出演休止へ-2月末から半年間

活動休止に際してメッセージを出した「たき坊」

活動休止に際してメッセージを出した「たき坊」

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 八王子のご当地キャラクター「たき坊」が2月末から半年間、イベントへの出演活動を休止する。

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 2011年から活動を続けている「たき坊」。昨年の「ゆるキャラグランプリ」では1699体中全国200位に入ったほか、ギタリストでシンガー・ソングライターの石田洋介さんがバンドマスターを務めるバンド「GCB(ご当地キャラバンド)47」にも参加するなど積極的な活動を進めている。

 今回は、1月18日付のブログでキャラクターに携わる「たき坊楽市」代表で少林寺(滝山町)副住職の大石さんが発表。本業が多忙となることを受けたもので、2月28日に志木市民会館(埼玉県志木市)で行われる石田洋介さんのアルバムリリース記念コンサートを最後に半年間イベントへの出演を控える。期間中もネットや物販活動などは行っていく予定。

 「一部、すべて辞めてしまうと勘違いされてしまった方がいるが、イベント出演のみ半年休止させていただき、グッズの販売やホームページ、ツイッター、フェイスブックなどのネット交流は変わらずに続けていく。この半年の休止は、むしろ辞めないためにしっかりと見つめなおす期間としたく発表したもの」と大石さん。「ちょうど3月からの出演予定がなかったため迷惑をかける範囲が最小限であることと、本職が忙しい時期を過ぎるタイミング、ご当地キャラクターイベントは秋からが多く、いろいろな要素を加味して今だと決めた」と話す。

 発表後1時間で大石さんのもとには100通を超えるメッセージが届いたという。「全国からファンだけでなくキャラからも、1週間くらい途絶えることなくあたたかいメッセージが届き、スタッフとともに感謝の気持ちでいっぱい。たき坊が多くの方々に本当に愛されていることを実感したし、大切で尊い活動だと再認識したと同時に、その影響力含め責任ある立場だと痛感した。待ってくれる方々のためにも、しっかりと意義ある休止期間にしなければならない」と大石さん。

 この半年間については「あらためて八王子のご当地キャラクターとして活動していく意義と存在について考えたい。長く安定した運営をするために、組織に必要なことも学んでいきたい」としたうえで、「寂しい思いをさせてしまうかもしれないが、応援してくれる皆さまがいる限り、市民の皆さまが必要としてくれる限り、たき坊は必ず戻ってくる。あまり深刻に考えず、食欲の秋に冬眠ならぬ春眠から目が覚めたたき坊を楽しみに、あたたかくお見守りいただければ」と呼び掛ける。

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