「八王子ナポリタンクラブ はちナポ」代表のマンマミーア中島さんが監修したパン「パン de カルボナーラ」の販売が2月1日、パン店「ポンパドウル 八王子店」(八王子市旭町)で始まり、1週間で売り上げ1位を記録するなど話題となっている。
八王子北口の駅ビル「CELEO(セレオ)八王子 北館」に出店する同店。今回は厚めにカットした同店のフランスパン「ドゥリーブル」に、中島さんが監修して新たに作り上げたカルボナーラソースをかけ焼き上げ、上にベーコンをトッピングするなど工夫を凝らした新商品を作り上げた。
同店は昨年、同じセレオ八王子内のかまぼこ店「鈴廣かまぼこ」とコラボ。八王子ラーメンや八王子ナポリタンなどのご当地メニューをアレンジした「鈴廣百年ちくわロール」を限定販売し話題を呼んだ。中島さんはこの時から商品開発に協力。今回は中島さんの店で提供していたカルボナーラをベースにしたパンとなっている。
中島さんの店では、カルボナーラを食べた後、余ったソースを味わえるようにフランスパンも添えて提供。「そのおいしさにびっくりして、カルボナーラで中島さんとコラボしたくなった」とポンパドウル八王子店の荒井さん。開発にあたっては、ソースのとろみや濃厚さ、味の深さなどをパンで再現するために試食を繰り返しながら進めていったという。荒井さんは「開発で2、3キロは太ったと思う」と笑う。
販売開始から1週間で同店の売り上げ1位となるなど好評。「試食をしていただく方も多く、その破壊力がすごい。買っていかれるお客さまのヒット率も高い」と荒井さん。「八王子にポンパドウルがあり、中島さんがいるということを広めていきたい」とも。
3月からは全国のポンパドウル各店で販売されることも決まった。中島さんは「こういうのが世に出るのは光栄なこと。次に実現したいものもある。第2弾に向けていろいろ考えていきたい」と夢を膨らまる。
価格は248円。