京王電鉄は来年1月1日の早朝、高尾山で初日の出を迎えるための臨時急行列車「迎光号」を運行する。
京王線・北野駅(八王子市打越町)と高尾山への最寄り駅である高尾山口駅(高尾町)の間を結ぶ京王高尾線は1967年に開業。「迎光号」はその翌年の1968年より、京王線・新宿駅と高尾山口駅の間を結ぶ臨時急行列車として、毎年元旦に運行されている。
京王線は一部を除き、12月31日から1月1日にかけては30分~40分間隔で運行を行い、終夜運転となる。「迎光号」はこの時間帯を利用。高尾山で初日の出を迎える時間に合わせて臨時列車を走らせる。臨時列車には「迎光」と書かれたヘッドマークを取り付ける。
2009年元旦は京王線・新宿駅発のものが2本、都営新宿線・本八幡駅発のものを1本運行する予定。本八幡駅始発のものは、京王新線・新宿駅までの間は普通列車として、以降、高尾山口駅までの間を急行列車として運行する。
予定されている運行スケジュールは以下の通り。新宿3時50分発→高尾山口4時42分着、新宿4時20分発→高尾山口5時12分着、本八幡2時49分発→高尾山口4時23分着。
国立天文台天文情報センター暦計算室のホームページによると、2009年元旦の八王子市の日の出の時刻は6時52分。