京王電鉄は8月26日、同社管内のダイヤ改正を9月25日に実施すると発表した。
今回は京王線・京王井の頭線でダイヤ改正を実施。「準特急」「区間急行」の停車駅の変更など「都心方面へのアクセス強化などお客さまの利便性向上が目的」と話す。
「準特急」については千歳烏山駅、笹塚駅の2駅にも停車するように変更。平日10時頃~17時頃=京王八王子~新宿間・橋本~新宿間、平日20時頃~22時頃=京王八王子~新宿間、土休日7時頃~22時頃=高尾山口~新宿間、橋本~新宿間のそれぞれを20分間隔で運転する。笹塚駅に停車させることで、現在は明大前駅と笹塚駅で2回の乗り換えが必要な都営新宿線へのアクセスが向上されるという。このほか、「区間急行」については、新たに仙川駅にも停車するように変更する。
今回のダイヤ改正では、新たに京王八王子駅4時42分発となる早朝特急などを増発することで、初電の新宿到着時刻を早くするほか、新宿駅の終電時刻についても、0時33分発特急京王八王子行きなどを増発することで延長。早朝、深夜の利便性を向上させる。
このほかにも初電から7時頃までの時間帯に特急・準特急を5本増発するほか、平日日中に運転している各駅停車高尾山口行きの一部を高幡不動行きに変更。同駅始発となる6両編成の各駅停車高尾山口行きに乗り換えできるようにするなど、さまざまな点で改正を行う。
井の頭線については、京王線のダイヤ改正に合わせて、朝5時台の列車の増発や終電時刻の延長に伴う対応などを実施する予定。