京王電鉄が9月4日、京王高尾線・高尾山口駅隣で整備を進めてきた日帰り温浴施設の名称を「京王高尾山温泉/極楽湯」とし、10月下旬にオープンすると発表した。
高尾山に温浴施設を建設すると2012年11月に発表していた同社。湧き出した温泉はアルカリ性単純温泉で、湧出量は毎分300リットル。温度は26.2度で、源泉には「京王高尾山温泉」の名が付いている。
日帰りの温泉施設は、約3830平方メートルの敷地の中に建設。鉄骨・2階建てで施設の建築面積は約1080平方メートル、延べ床面積は約1780平方メートル。石張りの炭酸泉や岩風呂、座り湯を備えた露天風呂と、マイクロバブルを設けたヒノキ風呂や替わり湯、水風呂、サウナを備える内風呂を合わせて7種類の風呂を用意する。
施設内にはリラクセーションコーナーや、テーブルや座敷など160席を設けたレストランも併設。土産コーナーには「高尾山エリアや八王子市にゆかりあるお土産を取りそろえる」と同社広報担当者。同施設は、全国でスーパー銭湯を展開する極楽湯(千代田区)のフランチャイズに加盟の上、京王設備サービス(渋谷区)とレストラン京王(府中市)が運営を行うという。
営業時間は8時~23時。料金は1,000円(オンシーズンは1,200円)。