高尾山薬王院で元旦恒例の「迎光祭」-八王子で「七福神巡り」も

市内最古といわれる「子安神社」

市内最古といわれる「子安神社」

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 年の瀬も迫り、そろそろ三が日の予定が気になるところ。そこで、高尾山薬王院など八王子周辺の初詣でについてまとめた。

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 高尾山薬王院(八王子市高尾町)では、元旦0時から大本堂で1年の無病息災や家内安全を祈願する「新春特別開帳大護摩供」を行う。その後、6時30分ごろから初日の出の際にご来光を仰ぎ、1年の安全を祈願する「迎光祭」が予定。晴れていれば横浜方向から昇る日の出を見ることができる。

 迎光祭に合わせて、京王線は都心から高尾山口までの臨時列車「迎光号」を運行。山頂への交通手段のひとつである高尾山ケーブルカーは終日運転を行う。当日は大変な混雑が予想されるため、ふもとから参道を歩くなど、別の経路を進むことが求められることももある。例年の人出は約15万人。

 このほか、子安神社(明神町4)では元旦0時から御神酒や甘酒の無料配布を予定。同神社は建立から1,200年が経過。市内最古といわれるほか、江戸時代に将軍家から朱印を受け、紋として三つ葉葵を用いていることでも知られる。新撰組・土方歳三の菩提寺としても知られる高幡不動尊金剛寺(日野市高幡)では元旦から節分までの間、「厄除けほのほうちわ」を授与。「ほのほ」は炎のことで、うちわには「除厄」という文字と炎が描かれており、特に玄関周辺に飾ると厄除けになるという。同寺も例年の人出が約25万人と大変混雑するため、通行規制が行われることがある。

 1月1日~10日は、八王子市内の7寺で「八王子七福神」を実施。毘沙門天の本立寺(上野町11)、恵比寿天の伝法院(南新町4)、寿老尊と福禄寿の金剛院(上野町)、布袋尊の信松院(台町3)、走大黒天の善龍寺(元本郷町1)、新護弁財天の了法寺(日吉町2)の6寺に加え、吉祥天をまつる吉祥院(長房町)の7寺を巡り、色紙に御朱印を集めるもので、色紙を7年分ためると金色の色紙を進呈する。色紙は1枚1,900円。受付時間は各日9時~17時。

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