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高尾山麓でファーマーズマーケット 地元若手農家によるトークショーも

ファーマーズマーケットが行われる高尾599ミュージアム

ファーマーズマーケットが行われる高尾599ミュージアム

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 京王線・高尾山口駅近くの「高尾599ミュージアム」(八王子市高尾町、TEL. 042-665-6688)で6月11日、地元農産物の販売などを行う「TAKAO 599 MUSEUM FARMER'S MARKET(高尾599ミュージアム ファーマーズマーケット)」が開かれる。

会場となる高尾599ミュージアム内のカフェスペース

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 高尾山を訪れる市内外の観光客に向けて、八王子の「農」を知ってもらおうと企画した同イベント。当日は1階のカフェスペースを会場に、市内で新規就農に向けた支援などを進めているFIO(堀之内)による、レタス、ニンニク、ズッキーニなどの旬の野菜販売などを行う。

 会場では、農業に関するトークショーも開く。FIOの舩木翔平さんが「農業が身近にある暮らしを八王子で」と題した講演を行うほか、80年以上にわたり生産されている「八王子こがねしょうが」や、市内の楢原町・犬目町・川口町など川口地区で生産している「川口エンドウ」など、JA東京中央会が認定している「江戸東京野菜」を通じした活動を進めている多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史さんが「江戸東京野菜を知ってますか?」と問い掛ける。開催時間は舩木さん=11時10分~11時55分、福島さん=14時10分~14時55分。

 2階「市民ギャラリー」では、東京都森林組合が東京の木に関するパネル展や多摩産材を使った積み木で遊ぶコーナーなどを展開する。

 同施設でファーマーズマーケットが行われるのは今回が初めて。「初めての試みだが、高尾からオーガニックで健康的なライフスタイルを発信していきたいので、ぜひお越しいただきたい」と市観光課の平本博美課長。

 八王子市が高尾地域の観光まちづくりの拠点として位置づける同施設。旧東京都高尾自然科学博物館の跡地を活用して整備したもので、昨年8月にオープンした。敷地面積約4366平方メートルの中に観光や学習、教育を兼ねた複合施設のほか、芝生を敷き詰めた広場や「じゃぶじゃぶ池」などを備える。

 開催時間は8時~17時。入場無料。

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