高尾山の夏を彩るビアガーデン「高尾山ビアマウント」(八王子市高尾町、TEL 042-665-9943)が6月15日、営業を始める。
標高500メートル地点に店を構え、「東京一高い場所で営業するビアガーデン」をうたう同店。ケーブルカー「高尾山」駅そばの「高尾山展望台」広場とレストラン部分を夏季限定でビアガーデンにし、屋外のガーデン席などを合わせて600席を用意。雨天時でも屋内フロアの200~300席を使って営業する。
開業51年を迎える今年も昨年に続き、4カ月間にわたって展開。飲み放題・食べ放題のバイキング方式でサービスを提供し、和食・洋食・中華・イタリアンなど常時30種類を超える多彩なメニューを取りそろえる。
「昨年は世界のメニューを取りそろえたが、今年は老若男女の皆さんに楽しんでいただけるように基本に立ち返り幅広くご用意する」と同店担当者。特に野菜を中心としたヘルシーなメニューや手作りのワッフルやクレープなどデザートにも力を入れるという。
ドリンクは、ビール、焼酎、サワー、カクテル、日本酒、ソフトドリンクを用意。「今年は新たなサーバーも入れ、充実させる」。期間中は「プレミアムビール祭り」や「ハイネケンday(デー)」「地ビールまつり」などイベントと合わせた企画も用意する。
昨年からイベントにも力を入れている「高尾山ビアマウント」。7月中旬には地元の農家から届く採れたてのトウモロコシを使った「八王子トウモロコシ祭り」を予定。開催時期は収穫時期に合わせ、「畑のものを全部届けてもらうことにしてもらうことにしており、取れる時期によって早く始められるかもしれない」とも。
8月には今年から祝日として制定された「山の日」を挟んで、山にちなんだ料理や企画を展開する「山の日ウイーク」も用意。9月20日~10月15日には、クラフトビールのフェア「オクトーバフェスト」も開催する。
10人以上の団体客については事前予約を呼び掛けているが、「例年にも増して好調。7月、8月の土曜・日曜はほぼ埋まりそう」と同店担当者。今年から電話予約に加え、ネットでの予約もできるようにした。「7月の海の日以降は混みやすいが、それまでは余裕があり、日曜は比較的空いている。自由席もあるので、お越しいただければ。少人数での来店であれば予約なしでも問題ない」とも。
営業時間は15時~21時(土曜・日曜・祝日は13時~、6月18日~7月10日の土曜・日曜14時30分~)。料金は、男性=3,500円、女性=3,300円、中学生=2,500円、小学生=1,500円、幼児=500円。1人2時間制で、2時間経過後は30分ごとに500円の追加料金が必要。10月15日まで。