JR東日本八王子支社(八王子市旭町)は1月23日、4月から開始する「『花と名水、美し色の山梨へ』~もっと、ずっと好きになる山梨~」キャンペーンで、同社が以前の山梨キャンペーンで使用したキャラクター「モモずきん」を「再デビュー」させると発表した。
「モモずきん」は同社が実施した「山梨デスティネーションキャンペーン」のキャラクターとして誕生。同キャンペーンは2007年に放送されたNHK大河ドラマ「風林火山」などで山梨に注目が集まったことを受け、県や観光協会などによる「山梨県大型観光キャンペーン推進協議会」とJRグループ6社が共同で行ったもの。山梨県を宿泊滞在型の観光地として定着させることを目的に、昨年4月1日~6月30日、テレビ、ラジオなどメディアでの広告展開やイベント、観光商品の販売などが行われた。
キャラクターは山梨の春を彩る桃をモチーフに、「桃の妖精」のイメージでデザイン。片手に旅行かばんを抱えたその姿は「山梨への気軽な旅を誘うもの」(同社)。キャンペーン期間中は広告などのほか、キャラクターをラッピングした列車の運行するなど、さまざまな形で用いられた。
同社は昨年に引き続き、山梨に関する新たなキャンペーンを企画。そこで、いったん引退させた「モモずきん」を再デビューさせることを決めた。キャラクターには3種類のバリエーションがあり、旅行かばんを抱えた通常のもののほか、ワインやフルーツなどが入ったバスケットを抱えた「フルーツバスケットバージョン」、武田信玄ゆかりの「風林火山」の旗を抱えた「風林火山バージョン」がある。
キャンペーンの展開に合わせて、「モモずきん」をあしらったエコバッグも製作。同社管内の「びゅうプラザ」でキャンペーン期間中、山梨への旅行商品購入客先着1,000人に配布する予定。
キャンペーンの実施期間は4月1日~6月30日。