鉄道をテーマとしたアミューズメント施設「京王れーるランド」(日野市程久保3)が10月1日から、3周年を迎えるのに合わせ「3周年バースデーウィークイベント」が行われる。
2000年に開業した旧「京王れーるランド」を引き継ぐ形で、2013年10月10日にオープンした同館。京王線の引退車両の実車を並べた屋外展示場と、車掌体験ができるコーナーや「6000系」の実車のカットボディーを使った大型運転体験シミュレーター、鉄道設備をイメージしたアスレチックコーナー「アスれーるチック」などが設けられた2階建ての屋内施設で構成する。
今回は10月10日までの期間中、館内にバースデーケーキを模した装飾を行うほか、京王線8000系、高幡不動駅~多摩動物公園駅で運行しているラッピング車両「TamazooTrain(多摩ズートレイン)」、井の頭線1000系のそれぞれの1編成に記念ヘッドマークを付けて運行するなど、3周年を盛り上げる。
オープン当日の10月10日は、同社のオリジナルキャラクター「けい太くん」や相模鉄道のキャラクター「そうにゃん」らが集まりセレモニーを開催。3周年記念商品として、昨秋に導入されたラッピング列車「高尾山トレイン」のプラレール(2,470円)を発売。これに合わせて、同施設の最寄り駅まで走る高幡不動駅~多摩動物公園駅間で「高尾山トレイン」に記念ヘッドマークを付けた車両を「発売記念号」として、1日限定で運転する。同商品は同施設と京王百貨店の新宿店・聖蹟桜ヶ丘店で限定販売される。
このほか、10月2日には方向幕や車号板といった鉄道部品の販売イベントを開催するなど、さまざまな形で3周年を盛り上げる。「京王れーるランドでは、これからもたくさんのお客さまに楽しくご利用いただける施設を目指していく」と京王電鉄の広報担当者。
営業時間は9時30分~17時30分。水曜定休。入場料は3歳以上1日250円。