八王子を拠点に活動するアコースティック音楽ユニット「Lovers in rubbersole（ラバーズ・イン・ラバーソール）」のチャペルコンサートが12月2日、グランドビクトリア八王子（八王子市大和田町6）で行われる。

アコースティック編成でライブを行っている「Lovers in rubbersole」

　共に八王子出身で、作詞・作曲とボーカルを担当する「ゆう」さんと演奏やアレンジなどを手掛けるMIKIさんによる同ユニット。愛称は「ラバラバ」。2010年6月の結成後、昨年12月にインディーズデビュー。6月には東京工科大学（片倉町）の学生とのコラボによるミュージックビデオ「柔らかい糸」をユーチューブに公開するなど積極的に活動を行っている。

　八王子ホテルニューグランド内に設けられた同チャペル。1867年に英・バロフォードに建てられた教会を1996年に移築したもので、1階席・2階席合わせて200人超を収容。パイプオルガンなども備える。

　「ラバラバ」として、100人超の客を迎えるコンサートを行うのは今回が初めて。「教会でやりたいとは前から思っていた」とゆうさん。「なかなか機会がなく来てしまったが、今年に入って紹介していただき、とんとんと話が進んだ」という。

　当日は、オリジナル曲を中心に70分程度のライブを行う予定。「ここで新曲も出したいと準備している」。天井高が15メートルあり、「音響はすごくいいので、ピアノと歌だけでやろうと思っている。生の響きを生かしたい。選曲はクリスマスに絡めようと思っていたが、それだけではもったいないほどの会場なので、『ここで聞いたら気持ちがいい』という曲をできれば。質の高いものにしたい」とゆうさん。

　開演はあえて遅めに設定した。「仕事が終わった後、八王子まで戻って来られる方にはちょうどいい時間だと思う」とMIKIさん。「ここが1年の集大成になると思う。良い締めになれば」と意気込む。

　開演は19時30分。チケットは公式ホームページから予約可能で、一般席＝2,000円（全席指定、120席）、プレミアムシート＝3,000円（同10席）、車椅子専用シート＝2,000円（同4席）。