八王子市、市が使用する封筒を一新-デジハリ大学生がデザイン

7月中旬から使用を開始する「共通封筒」

7月中旬から使用を開始する「共通封筒」

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 八王子市は市からの郵便物などに使用する封筒を一新し、学生がデザインした新しい封筒に順次切り替えると発表した。

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 フランスのタイヤメーカー・ミシュランが今年3月に発行した「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で高尾山を「三ツ星」と評価するなど、昨今、世界から八王子への注目が集まってきている。市はこれを契機ととらえ、八王子のさらなるアピールと一般市民にさらに八王子への愛着を高めてもらうことを目的に、市が使用する封筒のリニューアルを企画した。

 デザインを一新するのは、市が郵便物の発送の際に使用している「共通封筒」と呼ばれるもの。現在、年間約30万枚を使用しているという。

 新しいデザインを決めるにあたり、昨年9月、学園都市連絡会を通して八王子周辺の美術系、技術系大学を対象に公募を実施。「若々しい学生の感性に期待して」と市の広報担当者。その結果、サレジオ工業高等専門学校(町田市)とデジタルハリウッド大学八王子キャンパス(八王子市松が谷)の2校から計19作品が寄せられた。

 選考の結果、デジタルハリウッド大学に在学する加藤さんの作品が選ばれた。市はさらに高尾山を紹介するデザインも加藤さんに依頼。これらを合わせて封筒のデザインが完成した。加藤さんは「都心から電車で気軽に訪れることができ、自然があふれ、どこか懐かしさを感じられる高尾山の景色が作品のコンセプト」と話す。

 市では7月中旬から新しい封筒を順次使用する予定。

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