電卓技能「日本一」を決める戦い-八王子で全国大会開催へ

前回、茨城で開かれた際の全国大会の様子

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 ICA国際電卓協会と八王子商工会議所(八王子市大横町1)は7月20日、電卓技能の日本一を決める「2009国際電卓技能競技全国大会 in 八王子」を開催する。

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 同大会は八王子商工会議所内に設けられており、主として電卓教育に関する調査、研究や講習会、競技会などの開催などの事業を行っている。商工会議所は1994年から独自の検定試験として「電卓技能検定試験」を開催。現在、年間で約3,000人が受検している。

 検定試験では3けたまでの加減乗除を行う6級から、10けたの加減乗除を行う1級までを設定。各種目とその合計点から準初段から名人までの段位もある。

 検定試験から発展して誕生したのが「ICA国際電卓技能競技大会」。1999年以来、今回で10回目となる。「電卓の普及により、そろばんから電卓へ計算用具が移行し、企業などの事務計算には電卓が欠かせなくなった」と担当の巻田さん。2008年を除いて毎年実施しており、これまでに約1,200人が参加している。

 今回は千葉や茨城、和歌山、愛知などで事前に行われた予選会を勝ち上がった人や参加が認められた人など約180人が参加。参加者は小学生やアメリカンスクールに通う学生、大人など幅広い。当日は日本文化大学(片倉町)を会場に計算の戦いに挑む。

 競技は個人の合計点数によって順位を決める「個人総合競技」のほか、読み上げ算や連続計算、貨幣計算などのジャンルごとに戦う「種目別競技」、自由参加の「番外競技」の3つを用意。 個人総合競技や種目別競技で優秀な成績を収めた人には「日本一」の称号が与えられる。

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