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「きぬた歯科神経衰弱」第2弾登場 有志が看板広告をカードゲーム化

同じ看板のデザインを当てる「神経衰弱」で遊ぶ

同じ看板のデザインを当てる「神経衰弱」で遊ぶ

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 西八王子駅前にある「きぬた歯科」(八王子市台町4)の看板を題材にしたカードゲーム「きぬた歯科神経衰弱 Extreme Discovery」が有志の手で作られ、1月24日からネットで販売されている。

完成した「きぬた歯科神経衰弱 Extreme Discovery」

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 市内外のさまざまな場所に看板広告を展開している「きぬた歯科」。2021年10月には「スジャータ」の名で活動する有志が看板広告を写真に撮り、カードゲーム化。同じ看板を当てる神経衰弱が遊べる同人グッズとして販売した。

 今回は「大日本きぬた連盟」のサークル名で同人活動を行っている「D.J.マメ」さんがカードゲームの第2弾を作り上げた。サークルのオンラインショップで販売しており、27種類、54枚のカードで構成する。今回も同じデザインの看板を当てる神経衰弱が楽しめる。

 スジャータさんの後を継いだDJマメさんは「きぬた歯科からも作ってほしいと依頼を受けたので引き受けた」と話す。今回は実際の看板を製作した際に使われたデザインデータを基にカードを制作したという。「今回はきれいで見やすいカードになった。誰でも楽しめるものになった」と話す。

 カードのデザインには「似たポーズやデザインのものから電話番号が違うとか、顔の向きが違うとか、『中央線西八王子駅前』と『JR西八王子駅前』など微妙に違うものを採用した」とD.J.マメさん。実際に遊んだところ「同じかと思ったら微妙に違うので、結構苦戦した」という。

 当初は少しずつ販売をしていたが、ショップに在庫を並べるたびに完売になる状態が続いた。「販売開始前から『まだか』とわくわくしているツイートがたくさん見られた。これは期待が高いと思った。びっくりした」とD.J.マメさん。きぬた歯科の看板などを分析した同人誌の制作・頒布も行っており、「最近、メディアでも注目されつつあるきぬた歯科について、2020年から調査を続けている。きぬた歯科の看板を見て、撮影しツイートする『きぬ活』という活動もメンバーの皆さんとやっている。老若男女問わず誰でも参加できるので、興味があったらぜひ参加してほしい」と話す。

 きぬた歯科のきぬた泰和院長は「前回、スジャータさんが制作したものは自身で撮影された写真だったので鮮明ではなく、それこそが同人グッズの良さとも言われた。しかし、せっかく第2弾を出すのであれば、きれいな画像の方が一般の人にも喜んでもらえるのではないかと思い、看板を製作するための元データを直接、看板屋さんからいただいた」と話す。

 既に今回のカードゲームを100セット購入したというきぬたさん。「常連の患者さんに差し上げたり、何かの景品にしたりしようかと考えている。看板から派生してここまでの物ができるとは想定外だった。本当にありがたい。みんなで楽しんでいただけたら」と話す。

 価格は2,000円。

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