サンリオピューロランド(多摩市落合)は9月4日から、今年で誕生35周年を迎える「ハローキティ」の誕生日に向けたイベント「キティズバースデーフェスタ2009~ハローキティ35年目の魔法~」を始める。
ハローキティはサンリオ(品川区)が開発し世界的に展開するキャラクター。1974(昭和49)年に誕生し、主人公であるキティ・ホワイトに加え、家族や友達、ペットなど、さまざまなキャラクターが登場。キャラクターとして幅広い世代に愛されており、昨年からは国土交通省が進める「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の中国・香港観光親善大使に任命されている。
同園は1990年に開園したテーマパーク。ハローキティをはじめとしたサンリオキャラクターのアトラクションが数多く設けられている。今年7月にハーモニーランド(大分県)と経営統合を実施。現在はこれによって生まれた新会社、サンリオエンターテインメント(多摩市)が運営を行っている。
イベントは11月1日に控えたハローキティの誕生日に合わせて行うもの。「35年間の感謝を込め、ピューロランドでしか体験することのできない魔法の時間がスタートする」と同社。
ハローキティのトレードマークであるリボンには「人々の心と心を結ぶ」という意味が込められており、今回はこのリボンをレッド、ピンク、イエロー、グリーン、ラベンダーの5色に分け、この5つの色を表現するイベントを企画。中でも、「ピンク かわいい」というテーマでは、35周年記念のオリジナルグッズを販売する「アニバーサリーショップ」を期間限定で開設。シリアルナンバー入りネックレスを限定50個で販売するなど、大人をターゲットにしたアイテムも取りそろえる。
そのほか、ハローキティなどのキャラクターと七五三の写真を撮る「七五三写真館」や敬老の日に合わせて、祖父母と孫で来場した際にオリジナルポストカードを進呈するなど、数多くの企画を用意する。「キティファンだけでなくすべての人にお楽しみいただけるイベントが盛りだくさん」と同社。
営業時間は、平日=10時~17時、土曜・日曜・祝日=10時~18時。11月3日まで。