八王子周辺に住む外国人と交流を図るイベント「国際交流フェスティバル2009」が10月4日、八王子スクエアビル(八王子市旭町)内の「八王子市学園都市センター」で開催される。
イベントは今年で11回目。お互いの習慣や文化に対する理解を深め、交流を図るのが目的。市民ボランティア団体による「八王子国際交流団体連絡会」の事業を引き継いだ「八王子国際協会」が主催し、八王子周辺大学の学生で構成する「八王子学生委員会」、JICA、市がそれぞれ協力する。昨年は約900人の市民らが来場した。
今年のテーマは「世界ふれあい交差点」。スタンプラリーや留学生による「お国自慢スピーチ」、JICAの体験学習コーナー、発展途上国などと公平な貿易を行うことで、その自立を支援する「フェアトレード」を扱ったコーナーなどが設けられる。
「ステージを使った踊りや音楽などのパフォーマンスや外国の方と直接お話しできるのが目玉」とはイベント実行委員会の担当者。ステージでは日本、インド、イタリアなど6組が歌や踊りを行うほか、外国人と直接交流を図る「異文化交流スペース」と名付けられた場では、14カ国の外国人が遊びや民芸品などを使って自国を紹介する。
また、八王子の海外友好交流都市である中国の泰安市、台湾の高雄市、韓国の始興市の3カ所を紹介する写真展も実施。それぞれの都市の街並みなど、計30枚の写真が展示される。
イベントの告知ポスターはサレジオ工業高等専門学校(町田市)デザイン学科の田中彩夏さんが担当。イベント当日は今回の告知ポスターの候補作品が同センター内で展示される。
開催時間は10時~16時。入場無料。