高尾山で11月1日、1カ月間にわたって展開するイベント「高尾山もみじまつり」が始まる。
同イベントは紅葉が美しい季節に家族連れで高尾山を楽しんでもらおうと、1960(昭和35)年から毎年行われており、今年で49回目。八王子観光協会(八王子市旭町)のほか、高尾山薬王院や高尾山でケーブルカーやリフトを運行する高尾登山電鉄、地元商店会などが協力して1カ月にわたいイベントを繰り広げる。今年はステージイベントなど40を超える催しを用意した。
催しは、初日となる1日を皮切りに11月中の土曜・日曜・祝日と26日に実施。会場としてケーブルカー「清滝」駅前にステージを組むほか、高尾山の中腹にある「十一丁目茶屋」前などでも行う。
ステージでは1日、「八王子市消防団音楽隊」による演奏会を実施。以降、大道芸や猿回し、マジックショー、八王子に伝わる人形劇「八王子車人形」の上演などを予定。高尾山薬王院の僧侶による「ザ・やくおういんズ」と浪曲師によるジョイントライブや八王子で活動する「YOSAKOIいちょうの会」「じょいそーらん華神楽」の2組による「ヨサコイソーラン」の踊りなども。
「十一丁目茶屋」前では地元の酒店・京晴(元横山町2)や八王子の地酒「桑乃都」を製造している小澤酒造場(八木町)による升酒販売や大蔵木工所(元横山町3)による東京こけしの実演販売を行う。
そのほか、15日には高尾山の麓にある不動院(高尾町)で「高尾山とんとんむかし語り部の会」が「高尾山むかし話」を行うほか、28日・29日には高尾森林センター(高尾町)で木工クラフトの体験会も実施する。
期間中の毎週土曜、「清滝駅」前で先着300人にエコバッグを進呈。イベントは各日10時から(26日のみ13時から)。11月30日まで。