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セレオ八王子で「SDGs」フェア 開業13周年記念で企画

オープン13周年に合わせてイベントを行うセレオ八王子

オープン13周年に合わせてイベントを行うセレオ八王子

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 八王子の駅ビル「セレオ八王子」(八王子市旭町)が10月24日、開業13周年記念イベント「たのしく学べるSDGsフェア」を始める。

「ニューモア」が制作を手がけたイベントのキービジュアル

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 北口にある「北館」と、ビックカメラなどが入居する南口側の「南館」で構成する「セレオ八王子」。今回は北館のオープン13周年を受け、11月9日までの17日間にわたって、SDGsをテーマにしたさまざまな企画を展開する。

 10月24日~11月9日は、テナント各店のSDGs関連商品や取り組みを紹介する「ショップのサステナブル」を開催する。食品ロス削減を目的に家庭にある食品を集め、フードバンクなどに提供するフードドライブを30日まで、デニム生地の余りを使って作った小物や洋服など、アップサイクル商品を販売する「エシカルフェア」も31日まで行う。

 その他の企画は次の通り。10月27日~11月3日=八王子の工房などが参加する「はちおうじマーケット」、11月1日・2日=八王子市内の福祉施設の利用者が作った雑貨や食品を販売する「セレオ八王子福祉まつり」、11月4日~9日=八王子市内で発見された新種ゾウ「ハチオウジゾウ」の複製化石をはじめとした発掘遺物など八王子の歴史や文化を紹介する「まちなか博物館 in セレオ八王子」、11月8日・9日=段ボール箱コンポスト講習会、ウーパールーパーやドクターフィッシュなど生き物を紹介する移動水族館、NPO法人「武州のよりあい」(弐分方町)による抜刀演舞。

 八王子市内で行われるさまざまなイベントともコラボする。10月25日開催の「ファミリーフェス in 八王子 みんなのキャンパス 2025」では、日本工学院八王子専門学校の学生が廃ペットボトルで風車を作るなど、SDGsがテーマのワークショップを開く。

 26日に行われる「はちおうじハロウィン 2025」では、グループホーム運営や就労継続支援サービスを提供するNPO法人「あるが」(裏高尾町)が、農薬や化学肥料を使わず育てている野菜のうち販売に適さないもので作ったオリジナルのハロウィーンクッキーを配布する。東京造形大学の学生が廃棄予定の布でお化けなどを作る「SDGsワークショップ」も行う。

 イベントのキービジュアルは、八王子を拠点に障害者福祉施設の利用者が描いた絵を商業デザインに落とし込む「想造楽工(そうぞうがっこう)」などの活動を手がける、デザイナーで「にぎわい空間作家」のYORIKOさんが社長を務める「ニューモア」(明神町4)が手がけた。

 同施設を運営する「JR中央線コミュニティデザイン」(小金井市)の広報担当者は「(キービジュアルは)セレオ八王子からさまざまな学びが広がっていく様子を表現した。豊かな自然や生活をイメージした青色や緑色は、地域の人々や生き物に対する学びを生かしながら明るく楽しく快適に過ごせる未来を表している」と話す。

 「北館」は、同ビルにあった「そごう八王子店」が2012(平成24)年1月に閉店した後、同じビルにあったショッピングセンター「八王子ナウ」も含めて改装し、同年10月25日にオープンした。

 営業時間は、ショッピング=10時~20時、レストラン=11時~21時30分。

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