「タマリズムプロジェクト『ドラフト会議』」が12月15日、「東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター)」(八王子市明神町3)で開催される。
「タマリズム」は、八王子市・日野市・多摩市・稲城市・町田市の5市を舞台に産官学民連携で進めているマイクロツーリズムプロジェクト。2021年に初めて開催された。大学生を中心としたチームが自治体や団体、企業と連携しながら、1年かけてそれぞれの街にあった観光まちづくりの企画案を作り社会実装を目指す。
5年目となる今年は「各市の観光まちづくり」「広域観光まちづくり」がテーマ。今春に参加する学生を募集した。シンポジウムの開催や学生と自治体・企業などとのマッチング、1次審査、実証実験を踏まえて、今回、最終審査に当たる本イベントを行う。
当日は今回の企画に参加した桜美林大学、東京造形大学、東京工科大学、神奈川大学、明治大学、法政大学の各学生から成る10チームが企画案をプレゼンテーションする。企業や団体、自治体などは良いアイデアに対して、採用への意思を示す「交渉権シート」を提出するドラフト制を取る。審査員が課題解決力などを基準に審査し、「最優秀賞」など各賞を決め表彰する。
各チームは実証実験を踏まえて、ブラッシュアップした企画案を今回、提案する。同プロジェクトの広報担当者は「『一緒にやってみたい』『応援したい』と思う学生の企画に企業の皆さんも投票できるので、ぜひ参加してほしい」と話す。
開催時間は13時~17時。参加無料。来場は要事前申し込み。同プロジェクト公式ウェブサイトで受け付ける。締め切りは12月10日17時。