イトーヨーカドー八王子店(八王子市狭間町)で11月14日・15日、二葉ファッションアカデミー(武蔵野市)の学生によるファッションショーが行われた。
ショーは、市内の繊維業者、アパレルブランド、デザイナーなどによる「八王子ファッション協議会」(元本郷町2)が同店で行ったイベント「八王子ファッション協議会コレクション」の企画の一環で行われた。毎年秋に開いている。
「産地との連携を目指したプロジェクトとして始まった」(同協議会広報委員会の中山さん)という同コレクションは、市内のニットメーカー、中山メリヤス(天神町)やヤマタカ捺染工場(横川町)、杉本プリーツ(東浅川町)、オーダーカーテンなどを扱う「めいくまん」(山田町)など計10社が自社商品を出展、販売や展示を行った。「普段展開されない地元独自の高品質の商品が並んだことにより、いつもは洋服などに目に止めない方も足を止めていただき、高い評価をいただけた」(同)。
学生によるファッションショーでは毎年、二葉ファッションアカデミーの学生が参加してショーを展開。「今までは協議会の服でのショーだったが、今回はすべて学生主体のショーという構成になった」と中山さん。ショーは同店1階のセンターコートを会場に、2日間計4回行った。学生たちはそれぞれの回で自分たちが作った作品を持ち寄り参加した。同担当者は「ショー中のピンワークなど、今まで以上に全体構成にまとまりのある演出ができた」と振り返る。