八王子の老舗ドッグカフェ「DOGLIKE」(八王子市南陽台3、TEL. 0426-78-7540)が3月21日、開業から8周年を迎える。
同店は飼い犬とともに楽しめるカフェとして開業。2006年にはトリミングサロンも開設した。店長は同店を営む石井さんの飼い犬でボストンテリアの「半蔵」。このことから同店は「半蔵の家」と呼ばれ親しまれている。
店を開いたのは八王子への転居がきっかけ。「半蔵と暮らし始めた時、近所にドッグカフェができ、毎日のようにカフェに通い、動物病院やしつけ教室の情報を教えてもらったり、たくさんの友達もできた。その後、八王子に引っ越してきたが当時は八王子にドッグカフェがほとんどなかった。それなら自分でやってしまおうと店を始めた」と石井さん。
開店から8年が経ち、「『明日、半蔵の家に行こうか?』と言ってしまうと、前日からワンちゃんがそわそわしてしまうので当日まで言えない」という声が寄せられるなど、犬たちにも「楽しい場所」と認知されている様子。「車でいらっしゃるお客さまは、店が近くなるとうれしくてワンちゃんが鳴き出す」とも。
席数は18席。飼い主向けにフレンチトースト(500円)やホットコーヒー(400円)などを用意するほか、飼い犬向けの馬肉サラダ(100円)やプリン(100円)なども用意。店内では飼い主の判断でリードを外すこともできる。「トリミングルームが併設されているので、ワンちゃんがトリミングをしている間、カフェで食事をしながら待つことができる」と石井さん。「トリミングが終わったワンちゃんは、ご褒美のおやつを楽しみにトリミングに行けるのでお客さまからも好評」。今後は「カフェやトリミングだけにこだわらず、ワンちゃんとともに楽しく過ごせる空間やグッズなども考えていきたい」とも。
開店日をはさんだ今月20日~22日には、仮装やドレスアップした飼い犬とともに来店すると、8周年になぞらえて8~38%の割引になるくじ引きを行うなど、8周年記念イベントを予定する。
営業時間は11時~20時。木曜定休。