春の恒例イベント「高尾山若葉まつり」など、4月に入り高尾山を舞台にさまざまな催しが行われる。

　「高尾山若葉まつり」は八王子観光協会や高尾山薬王院、高尾山商店会などが共同で行うもので、今年で11回目。春の高尾山は新緑が美しく「春モミジ」とも呼ばれており、「秋の紅葉に勝る美しさと言われている」と同実行委員会。4月・5月の週末や祝日を中心として催しを行うようになった。

　イベント初日となる4月4日10時から、高尾山不動院（高尾町）で「御来山者安全祈願祭」を開催。これを皮切りに、ケーブルカー「清滝駅」前や高尾山薬王院（八王子市高尾町）などを会場に大道芸やマジックショー、チェロコンサート、フラダンスなどのダンスショーなど、さまざまな催しを展開。催しは土曜・日曜を中心に5月31日まで繰り広げられる。

　今月18日には高尾山薬王院が「高尾山春季大祭」を開催。毎年、同祭に合わせて行われる「稚児パレード」が目玉の一つとなっており、今年も山中にある「十一丁目茶屋」から同院大本堂までの参道を子どもたち約100人が練り歩く。「にぎやかに華やかに春の一大絵巻を展開する」と同院。パレードの出発は11時で、1時間半をかけて大本堂を目指す。

　そのほか、今月25日には高尾ビジターセンター（高尾町）で自然教室「高尾でとっておきの春を探そう」の開催も予定。