サンリオエンターテイメント(多摩市落合)は3月20日から、同社が運営するテーマパーク「サンリオピューロランド」などで和菓子「ハローキティのくりーむ大福」の販売を始めた。
同商品はハローキティをかたどった大福2個とイチゴの形をした和菓子2個をセットにしたもの。同社はサンリオキャラクターによるテーマパークとして同園のほか、大分県で「ハーモニーランド」(速見郡)を展開しており、今回、「それぞれの目玉となるスイーツを出したい」と同商品を企画。サンリオ(品川区)の商品開発部門の協力を得て、販売にこぎ着けた。
キティをかたどった大福の中身はクリーム。イチゴの和菓子は赤と黄色の2種類があり、赤には中に白あんとイチゴジャムを、黄色には中にホワイトチョコを入れた。現在は4個セットのみを販売しているが、「ゴールデンウィークをめどにバラ売りを予定している」と同社広報宣伝課の嶋野さん。「バラ売りで敷居を下げ、お客さまにもっと食べていただき、土産として買っていただきたい」。数を増やした6個セットの販売も検討しているという。
現在はハローキティをモチーフにしたものしかないが、「今後、ミミィなど5キャラクターを商品化する予定」と嶋野さん。四季の移り変わりに合わせて、モモやユズを素材にした商品も開発していくという。
価格は680円。サンリオピューロランドでは1階「グルメバザール」、4階「フードマシンレストラン」「シナモンドリームカフェ」で販売している。