商店街に「八王子大好き」のフラッグ-「デザインコンペ」各賞決まる

最優秀賞に選ばれた峰岸ユカさんの作品

最優秀賞に選ばれた峰岸ユカさんの作品

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 八王子市内の商店街に飾るフラッグを一般から公募する「We Love Hachiojiフラッグデザインコンペ」の結果が4月10日に発表され、東久留米市の主婦・峰岸ユカさんの作品が最優秀賞に選ばれた。

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 同コンペは、商店街の会長らによる「まちづくり八王子」が主催。市内にある複数の商店街を一つのフラッグで演出するもので、「商店街が中心となってこのような試みを行うのは今回が初めて」と同コンペの事務局がある八王子商工会議所の菊池さん。

 ホームページなどを通して応募を呼びかけたところ、全国から161作品が寄せられた。「応募はデザイン関係の仕事をしている人やデザインを学んでいる学生が中心」と菊池さん。「北は札幌、南は沖縄からも送られてきた。こんなに来るとは思っていなかった」とも。

 第1次選考では80作品を選出。ここから第2次選考として、「ISSEY MIYAKE」のアートディレクションなどで知られる東京造形大学教授の秋田寛さんと「ウールマーク」「VIEWカード」などのデザインで知られる多摩美術大学教授の中島祥文(しょうぶん) さんの2人が12作品まで絞り込んだ。最終選考には市長や今年1月に八王子観光大使に就任したヒップホップグループ「ファンキーモンキーベイビーズ」などが参加。入賞作計8作品を選んだ。

 最優秀賞には峰岸さんの作品「笑顔でつながる 愛が生まれる」を選出。数字の「8」とハートマークを組み合わせた作品で、「たくさんの笑顔でつながり、たくさんの愛が生まれる。そんな八王子であってほしいという思いを込めた」と峰岸さん。菊池さんは「温かさや春先のイメージを感じた」という。

 優秀賞にはグラフィックデザイナーの小林薫さんによる作品など5点を選んだ。「W」「ハートマーク」「8」の3つを配した小林さんの作品は「シンプルな記号で暗号のような面白さを狙った」(小林さん)。「ファンキーモンキーベイビーズ」の3人は応募作の中で唯一写真を使った作品を「ファンモン賞」として選出。「八王子には元気になってほしい」とコメントを残した。

 最優秀賞に選ばれたデザインは実際に旗にし、ゴールデンウィーク明けごろまで市内の商店街計650カ所で掲出。八王子駅南口に再開発ビルがオープンする今年秋に向け、2回目の公募も行う予定だという。

 「WE LOVE HACHIOJI」はもともと、そごう八王子店(旭町)が昨年から「八王子とともに頑張っていこう」と立ち上げたキャンペーンのキャッチコピー。同店の鈴木圭治店長が「久しぶりに八王子に戻ってきたら立川の方が元気になっていた」と八王子の現在に危機感を感じたことから始まったもので、昨年11月、八王子市芸術文化会館(いちょうホール、本町)で「ガスパール・カサド国際チェロコンクール in 八王子」が行われた際には店を飛び出し、同コンクールとコラボレーションする形で、市内の各商店街に「WE LOVE HACHIOJI」の旗が掲げられた。

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