多摩地区から羽田空港へと向かう高速バス「羽田空港線」のダイヤが10月21日、新設される国際線ターミナルの開業に合わせ大幅に改正される。
同路線は京王バス東・京王バス南・京王バス中央(府中市)、西東京バス(八王子市明神町3)、東京空港交通(中央区)が共同で運行しているもの。現在、高尾を起点とし八王子を通る路線のほか、南大沢を起点とし多摩市の聖蹟桜ヶ丘を通る路線、調布を起点として国分寺を通る路線の3路線がある。
今月21日、羽田空港に国際線ターミナルが新設されることを受け、これまで各停留所と国内線ターミナルまでの間を結んでいた路線を国際線ターミナルまで延伸。併せて、ダイヤ改正も行うことにした。「運行時間帯を拡大し、深夜早朝発着の国際線に対応したダイヤ改正」と京王バスの広報担当者。
高尾を起点とする「高尾・八王子~羽田空港線」については、これまで1日7本だった高尾発の便数を9本に増発。羽田空港から高尾へと向かうバスについても1本増発して、1日9本にする。
バスの出発時刻は飛行機の発着時刻に合わせて調整。高尾発の始発はこれまでより10分早めて4時に、終発はこれまでより3時間以上遅くし19時45分にする。羽田空港発の便についても始発はこれまでより2時間半早めて6時50分発とし、国際線ターミナルから直行する形に変更。同ターミナルからの終発は22時45分とした。
高尾・八王子~羽田空港の運賃は1,700円(「中央道日野」停留所からの乗車の場合は1,500円)。所要時間は70分~135分程度。