肉をテーマにしたフードテーマパーク「東京ミートレア」(八王子市南大沢2)に11月16日、ラーメンとギョーザのテークアウト専門店「近江伝」がオープンした。
同施設は、ナムコ(大田区)が企画・開発を行い、京王電鉄(多摩市)が運営するフードテーマパーク。京王相模原線・南大沢駅側の複合商業施設「フレンテ南大沢」内に昨年12月にオープンし、約1,130平方メートルの空間に全国から集まった肉料理店が出店。今年9月にはブラジルの肉料理をテーマにした「Bacana Grill(バッカーナ・グリル)」が開店している。
「とんかつパフェ」で知られるとんかつ専門店「清まる」が10月末で「卒業」。これを受け、ラーメンとギョーザの専門店「包王」を展開するアップラインズ(滋賀県彦根市)の新業態店として入居することになった。
店では日本三大和牛の一つとして知られる滋賀県の「近江牛」を使用。主力のメニューである近江牛を使ったギョーザ「牛とん包」(3個、480円)は、2008年には食品コンテスト「モンドセレクション」でギョーザとして世界初となる金賞を受賞したという。「秘伝のスープを練り込んだ皮から、うま味の凝縮された肉汁があふれ出す」と運営する京王電鉄広報担当者。定食セット(900円)も用意するほか、おろしポン酢味や明太マヨ味などバラエティー豊かなギョーザも販売する。
「包王」で人気のイワシやサバなども使って、だしを取ったラーメン「節だしとんこつしょうゆ」は、5枚を超えるチャーシューを器からはみ出すように並べたチャーシュー麺(1,000円)のスタイルで提供。このほか、牛テールでスープを取った「牛塩肉麺」(950円)など「ミートレアオリジナル」メニューも用意する。
営業時間は11時~22時。