JR八王子駅近くの国道20号線（甲州街道）沿いに12月15日、ラーメン店「九ツ家」（八王子市横山町）がオープンした。

店長の行木一成さん

　東急東横線・東白楽駅近くに出店する「九ツ家」（横浜市神奈川区）の支店として展開する同店。市内で中古車販売店などを展開するアーヴァンエクシード（大楽寺町）が運営する。「会社で飲食店を出そうとなった時に、一緒にやらないかと声をかけられた」と店長の行木一成さん。これまでにラーメン店の経験はなかったが、半年かけて「九ツ家」本店で修業を積み、のれん分けの形で店を出した。

　横浜のラーメン店「吉村家」を源流とする「家系」ラーメンで、豚骨などを使った動物系白湯スープをベースにしたしょうゆ味のラーメン（680円）は、「八王子の中でもここまで『家系』なのはうちだけでは」と行木さん。「スープ作りにはこだわっている。一から作ると2日はかかる」とも。今回はもともと「家系」ラーメン店だったところを改装して出店した。席数は14席。

　本店にはないメニューとして「しらす丼」（250円）を開発。地元のラーメンメニュー「八王子ラーメン」を受け、トッピングには「玉ネギ」も用意する。「玉ネギがもともと好きで、家系ラーメンに入れたらおいしかったのでやってみることにした」と行木さん。

　営業時間は11時～23時。