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「Android City 八王子」が「ものつくりフェスタ」に出展-桑茶など地場産業の紹介も

イベントに向けて会場ではブースの設営が進む

イベントに向けて会場ではブースの設営が進む

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 サイバーシルクロード八王子(八王子市明神町2)は6月1日から、東京ビッグサイトで行われる「国際電子回路産業展」の「ものつくりフェスタ2011」に「Android City 八王子を目指して」と題したブース出展する。会場は東6ホール「J会場」。

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 同展に出展する「半導体産業新聞」を発行する産業タイムズ(千代田区)が同会の活動に興味を持ったことがきっかけ。八王子市内にAndroid(アンドロイド)の開発拠点を持つOpen Embedded Software Foundation(OESF)代表理事の三浦さんからの働きかけなどもあり、同社ブースの中に出展することになった。「八王子発の情報産業を発信しようという試み」と同事務局の岩月さん。

 これまでに「経営者のためのスマホ使い道無料教室」など事業者向けにアンドロイドの使い方セミナーなどを行ってきたサイバーシルクロード八王子。アンドロイドによる大規模なイベントへの出展は初めて。市内でアンドロイド向けアプリケーションの開発などを行っているSODA(天神町)によるソフトの展示やスマートフォンをリモコンとして活用し、手作りのロボット「ドロイド君」を動かす体験などを行うほか、八王子のアンドロイドへの取り組みに関するパネル展示などを行う。

 「アンドロイドを地域の活性化につなげたい」と岩月さん。「八王子織物」の地元企業と連携して、アンドロイドのキャラクター「ドロイド君」を使ったネクタイやブックカバーなどを展示するほか、会場では八王子産の桑茶を製造・販売する創輝(新町)による試飲会も開催。「Android City八王子」ブランドを使ったまちおこしを狙う。3日10時30分からは、同会の甲谷勝人会長は「Android City 八王子を目指して」と題してアンドロイドの持つ可能性やアンドロイドを利用した八王子の産業活性化などについて講演を予定する。

 このほか八王子のベンチャーを紹介しようと、地震の揺れの計測システムを実演するイーディーテクノロジ(明神町2)、自社で設計開発したプリント基板などを展示するソーバスメモリ(明神町2)、基板の生産に必要なマスキング材や洗浄剤などを扱う東京電子材料(新町)の3社が「八王子発!ベンチャーコーナー」として同ブースに共同出展する。

 開催時間は10時~17時。入場料は1,000円(事前登録者は無料)。

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