今年3月に閉鎖された八王子のフットサルコートが7月21日、「エコ・フットサル・パーク八王子」(八王子市西片倉3、TEL042-636-4595)となって復活を遂げた。
同コートは2004年に設置されたが、前事業主の撤退で今年3月に閉鎖となった。しかし、その後、利用者から閉鎖を残念がる声が多発。地域や地元のためになんとかならないかと復活の声が高まったことから、もともとこのコートでサッカースクールを運営していたバンビーノスポーツ(渋谷区)や八王子サッカー協会、NPO法人・東京スポーツビジョン21(八王子市中町)が協働で運営を引き継ぎ、閉鎖から3カ月後の今年6月にはプレオープンにこぎ着けた。
「環境にやさしい施設をコンセプトにした」と話すバンビーノスポーツ担当者。「隣の林には、クワガタ、カブトムシなど昆虫がいる。自然がいっぱい」と話す。
現在はフットサルの大会やイベント、フットサルスクールを実施している。幼児から子どもを対象とした講座に加え、大人を対象にペスカドーラ町田の宮田義人選手によるフットサルクリニックも毎週月曜に開講。女性向けにはフットサル選手・持田紀与美さんによるクリニックを開いている。
フットサル以外にも施設を使ったイベント運営を展開。今後はウオーキング倶楽部や朝市、市民農園などを随時開催していく予定だという。八王子の地域エコ活動に貢献するため、コート使用料の1%を活動資金へ還元していく。
「今後は、フットサル以外のさまざまな方々が利用できるような地域のコミュニティーの場となれるようにと思っております」(同)。
営業時間は、平日=11時~22時、土曜・日曜・祝日=9時~22時。