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ダカールラリー「日野チームスガワラ」今年も完走 クラスワン・ツーフィニッシュ達成

握手を交わす菅原義正さん(右)、照仁さん(左)と市川正和会長

握手を交わす菅原義正さん(右)、照仁さん(左)と市川正和会長

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 1月2日からパラグアイ・ボリビア・アルゼンチンの3カ国にわたって行われた「ダカールラリー2017」で1月14日、日野自動車(日野市日野台3)の「日野チームスガワラ」が完走、トラック部門「排気量10リッター未満クラス」で8連覇を達成した。

ブエノスアイレスに到着した「日野チームスガワラ」

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 パラグアイのアスンシオンからアルゼンチンのブエノスアイレスまで、12のステージを走り合計タイムで勝者を決めた今大会。移動距離は約9000キロ。「日野チームスガワラ」は初日のアスンシオン~レシステンシア(アルゼンチン)間をノートラブルでクリアして以来、好調にレースを進めた。

 前半戦は雨の影響によるキャンセルが続き、後半戦初日となった9日もボリビア・ラパス~ウユニの競技区間が322キロから161キロに短縮されるなど2週間のレース期間中、天候には恵まれなかった。

 その後も土砂災害による道路寸断を理由にレースがキャンセルされるなど波乱含みのレース展開となったが、「日野チームスガワラ」は2号車=クラス1位(総合8位)、1号車=2位(同29位)でブエノスアイレスに到着。ワン・ツーフィニッシュを達成した。

 「総合8位に入れて良かった。車が良くなったこととは別に今回はキャンセルが多かったこと、ナビが難しかったこともわれわれにとってはプラスだったと思う。まぐれではなく、よく頑張った結果」と2号車のドライバーを務めた菅原照仁さん。

 チーム代表を務め、75歳となった今回も1号車にドライバーとして乗車した父・義正さんは「照仁が総合8位を取れて良かった」と気遣った上で、「自分も予定通りの走りで排気量10リットル未満クラスのワン・ツーが達成できた。まだまだ元気」とアピールした。

 現地でチームを迎えた同社の市川正和会長は「ずっと応援してきたが、今回の照仁さんのシングルフィニッシュは立派だと思う。義正さんもよく頑張ってくれた。とても満足している」と喜びをあらわにした。

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