2023-24年シーズンもB3リーグで戦う東京八王子ビートレインズ。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回は、シリーズ第55弾。
11月4日・5日に日本工学院八王子専門学校八王子キャンパス(八王子市片倉町)で行われた豊田合成スコーピオンズ戦を連勝したビートレインズ。翌週の今月9日・10日に大森スポーツセンター(大田区)で行われた「アースフレンズ東京Z」戦は1勝1敗、とくぎんトモニアリーナ(徳島県徳島市)で行われた「徳島ガンバロウズ」戦は連敗し、8勝6敗、リーグ9位に位置する。
11月24日・25日は、エスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で豊田合成スコーピオンズ戦を行う。今節の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の川上さんと共に伝える。
第8節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・川上紅葉
−8勝6敗と勝ち越しているトレインズですが、上位争いは混戦の様相を呈しています。先行したいところですが、トレインズとしての意気込みは?
川上 今シーズンのB3リーグは同率順位になっているチームが多く、非常に混戦しています。私たち東京八王子ビートレインズは、この競り合いの中で一歩先行し現在の成績を大事にしつつも、これからの試合に向けて、さらなる向上を目指し団結力を高めていきます。今後も成績向上とファンの皆さまに感動を提供できるよう、一戦一戦を大切にして練習と試合に全力で取り組んでいきます。
−トップリーグが熱い戦いを繰り広げる中、U15チームが10月に行われた「10th Asia Pacific Cup 2023」でベスト8入りしました。U15チームにとっては初のアジア大会でしたが、感想は?
川上 10月26日~29日にシンガポールで開催された「Asia Pacific Cup 2023」に「東京八王子ビートレインズU15」が「U15男子カテゴリー」に参加し3試合を戦いました。平均年齢13.9歳ということもあり体格差もある中でしたが、アジア8位という結果を収めることができました。U15のメンバーにとってもいい機会で、今後に生かすことができる収穫の多い試合となりました。
−今節は岐阜スゥープス戦ですが、昨シーズンはホームで連勝、アウェーで連敗という結果でした。今節の見どころは?
川上 昨シーズンは岐阜スゥープスとはホームで2連勝でした。今シーズンはチームビルディングに力を入れているため、昨年よりもチームの雰囲気や団結力が良くなっています。昨シーズンのアウェー2連敗の雪辱を晴らし、ホーム戦7連勝ができるようにチーム一丸で頑張ります。
−当日に行うイベントは?
川上 24日は来場者全員を対象に「うまい棒」1万本を差し上げます。当日は下の画像をチケットブースで提示した方は、子ども1人につき保護者2人まで観戦することができます。試合中、「Raily's」から背番号入りボールを受け取った方にはサイン入りマフラータオルをプレゼントします。
−エスフォルタアリーナ八王子での開催は久しぶりですが、市民やブースターの皆さんへメッセージを。
川上 いつも東京八王子ビートレインズへの応援、誠にありがとうございます。2節連続のアウェー戦でも現地や画面越しで応援いただき、ありがとうございました。今節は開幕戦ぶりのエスフォルタアリーナ八王子での試合となります。日本工学院八王子専門学校での連勝の勢いをそのままに、今節も一緒に勝利をつかみましょう。熱い応援を、よろしくお願いします。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019~2022年シーズンに続き、今季もB3リーグで戦う。