2023-24年シーズンもB3リーグで戦う東京八王子ビートレインズ。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回は、シリーズ第56弾。
11月24日・25日にエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で行われた岐阜スゥープス戦、翌週の12月1日・2日に有明スポーツセンター(江東区)で行われた東京ユナイテッドバスケットボールクラブ戦をそれぞれ1勝1敗で終え、10勝8敗、リーグ9位に位置するビートレインズ。
12月8日・9日は、「八王子市民デー」と位置付ける立川ダイス戦をエスフォルタアリーナ八王子で行う。今節の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の川上さんと共に伝える。
第10節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・川上紅葉
−11月25日に行われた岐阜スゥープス戦は今年、ビートレインズが目標にしている「目標平均乗車(観客)数」である1500人を超える観客を集めました。ホームゲームの観客数の底上げは今年のチームの課題の一つだと思いますが手応えはいかがですか?
川上 開幕以来のエスフォルタアリーナ八王子での試合開催ということもあり、多くの方に「乗車」いただくことができ、25日の来場者数が1500人を超えて本当にうれしく思います。しかし、現在の1試合の平均集客数が1046人と、クラブ目標の一つであるシーズンを通しての平均来場者数1500人達成にはまだまだ力を入れていく必要があります。今後も多くの施策を打ち出し、集客へ力を入れていきます。
公式ウェブサイトに来場者数を掲載
−12月8日・9日の立川ダイス戦は「八王子市民デー」と位置付けています。対戦相手は現在、リーグの順位で一歩先行しており、シーズン後半を考えると落とせない試合になると思いますが、見どころは?
川上 その通りで、12月8日・9日の八王子市民デーは八王子市民としても、プレーオフ進出に向けても落とすことができない一戦となります。今シーズンは混戦している中で、相手も絶対に負けることができないという強い思いで試合を迎えると思います。立川とは昨シーズンは2勝2敗と決着をつけることができていません。両チーム、そして市民の皆さまの強い思いから非常に熱い試合となりますので、ぜひ「乗車」いただき、我々の勝ちを見届けてもらいたいです。
−「八王子市民デー」では、当日限定のTシャツの配布などの企画を用意しているようですね。
川上 今回の八王子市民デーでは、ゲストに八王子市出身の「八王子少年」さん、「8princess」にハーフタイムに登場していただきます。「乗車」いただいた方にはTシャツだけではなくパスタソースの配布や、今シーズンに創設した「PR特使」を務める「珈琲倶楽部 田」の永塚祐士さんから両日、先着200個のコーヒーを頂き配布できることになりました。お子さまにも遊んでいただけるようボールプールも設置しますので、家族や友人と遊びに来る感覚で「乗車」いただけたらと思います。
デザインが決まったTシャツ
−「八王子市民デー」は席によっては通常の半額以下で観戦できることも魅力です。市民の皆さんにアピールを
川上 「八王子市民デー」では、1階・2階の自由席は1,000円で観戦いただけます。炎や照明で非日常を体験することができますので、お子さまもとても思い出に残る体験ができる一日になることでしょう。スペシャルゲストや特別な企画もありますので、家族・友人と一緒に、この機会に観戦ください。「立川だけには負けたくねえ」という八王子市民の強い思いを持っての「乗車」を、お待ちしています。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019~2022年シーズンに続き、今季もB3リーグで戦う。