2023-24年シーズンもB3リーグで戦う東京八王子ビートレインズ。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回は、シリーズ第59弾。
今年初のホーム戦として1月12日・13日、エスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で行われた湘南ユナイテッドBC戦を連敗で終えたビートレインズ。これまでの戦績は13勝15敗、リーグ順位は18チーム中9位に位置する。
1月19日・20日は、香川ファイブアローズ戦をエスフォルタアリーナ八王子で行った。今節の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の川上さんと共に伝える。
第15節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・川上紅葉
−湘南ユナイテッドBC戦は連敗でした。2日目は第4クオーターで70対70と引き分けとなり、延長の上での敗戦ということで、連戦を振り返っていかがですか?
川上 今回は延長に突入し、とてもタフな試合となりました。今シーズンのB3リーグはどの試合もとても激しい試合となるので、どの試合でも勝ち切る強さが必要になってきます。結果は延長の末の敗戦となりましたが、多くの皆さんの応援やサポートがある中で試合ができ、選手の士気を高めてくださったことに非常に感謝しています。
−2週連続のホーム戦ですが、今節は昨シーズンまでB2リーグに参戦していた香川ファイブアローズとの初対戦でした。
川上 今節は上位チームの香川ファイブアローズとの試合でした。香川ファイブアローズはリバウンドを安定して取るチームなので、ゴール下での戦いが重要でした。また、2021年に八王子ビートレインズに在籍していたフォファナ・ママドゥ選手が今シーズンから加入しました。強豪相手の試合とはなりましたが、コロナ禍を経てさらに強くなった皆さまの絆を感じる八王子一丸の熱い応援をありがとうございました。
−今節ではビートレインズのキッズチアダンススクールの生徒が登場し試合を盛り上げるなど企画を用意したそうですね。
川上 今節はキッズデーということで子どもが活躍する企画を用意しました。選手入場ではエスコートキッズとして、子どもブースターの皆さんが選手をエスコートしました。試合会場でも子ども駅員の皆さんがMCや販売スタッフとしてファンの皆さまを出迎えました。
−市民やブースターの皆さんに向け、メッセージを。
川上 いつもたくさんの応援をありがとうございます。現在は10位とプレーオフ進出圏外となっています。なんとしてでも、皆さまとプレーオフに進出するためにも、しっかりとホームで勝利するためには皆さんの声援が必要ですので、ぜひ会場で熱い応援をお願いします。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019~2022年シーズンに続き、今季もB3リーグで戦う。