2021-22年シーズンもB3リーグで戦う東京八王子ビートレインズ。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回は、その第29弾。
11月6日・7日に行われたアウェー戦・豊田合成スコーピオンズ戦を連勝したビートレインズ。開幕以来5勝5敗で現在、勝率5割、順位は15チーム中8位となっている。
今月12日・13日にはエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で今シーズン第6節となるアルティーリ千葉戦を行う。今節の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の加藤さんと共に伝える。
第6節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・加藤友里
−ここまでの戦績は5勝5敗となっています。上田選手や大城選手のけがなどシーズン開始1カ月の中でもいろいろありましたが、現在のチームの状況を教えてください。
加藤 この1カ月で、チームの連携が強化されてきているように感じています。観戦いただいているブースターの皆さまから、「試合を重ねるごとに、チームの連携・雰囲気が良くなってきている」というコメントも頂きました。この1カ月間で選手のけがもありましたが、けがした選手の分まで頑張る様子や、けがをしても自分ができることを率先してやるなど、チームのために貢献する姿勢が選手の中でも強くなってきていることが大きなゆえんだと思います。11月もより一層、「チームで戦う」ということを意識して進んでいきたいです。
−今節は今シーズンからリーグに参戦した千葉との連戦となります。創設からまだ日が浅いチームですが、どのようなチームでしょうか?また、どのような試合になりそうでしょうか?
加藤 新規参入チームではありますが、B1並みのレベル高い選手が数多く在籍している強豪チームです。トレインズとは今シーズン初対戦となりますが、レベル高い試合展開になること間違いないと思います。相手チームの売りであるシュート陣に簡単にシュートを打たせない展開を作っていければと思います。
−試合以外の見どころは?
加藤 今節は、しながわシティバスケットボールクラブとの共同開催となります。今節は八王子対千葉の対戦前に品川対静岡の対戦もあり、エスフォルタアリーナ八王子で一日バスケを満喫することが可能です。八王子をバスケで盛り上げていくべく、満足度の高い運営を行っていきたいと思います。
−今月5日にはチームのチアリーダーチーム「Raily's」の5周年ロゴが発表されました。「Raily's」の5周年や記念ロゴに込めた思いを教えてください。
加藤 これまで多くのブースターや地域の皆さまと共に、どんな状況でも明るくアリーナを照らし続けてきたのが「Raily's」の存在だと思っています。今まで「RAIL(線路)+LEAD(案内する)=Raily's」というコンセプトで活動し、私たちを導き続けてきてくれました。5周年ロゴはそのコンセプトを基調としながら、パフォーマンスで使用している「Raily's」らしい衣装やグッズをあしらえたデザインにしています。10周年、20周年と今以上に愛される存在へと成長してきたいという思いを込めて、ロゴを制作しました。
−約1カ月ぶりの八王子での試合です。市民の皆さんに向けメッセージを。
加藤 約1カ月ぶりに八王子の皆さまと共に戦えることが、とても楽しみです。アウェーの連戦とバイウイークを経て、ホームの力の偉大さを強く感じました。チームはこれからも加速を続けていきますが、より一層前へ進むためにも、皆さまの力をホームゲームでお借りしたいです。今節も八王子一丸となって戦っていきます。応援よろしくお願いします。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019・2020年シーズンに続き、2021年シーズンもB3リーグで戦う。