2021-22年シーズンもB3リーグで戦う東京八王子ビートレインズ。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回は、その第30弾。
11月20日・21日のアウェー戦・トライフープ岡山戦を連敗で終えたビートレインズ。ここまで6勝8敗で、前回より1つ順位を落とし15チーム中9位に位置する。
今月26日・27日にはエスフォルタアリーナ八王子(八王子市子安町3)で今シーズン第8節となる「アイシン アレイオンズ」戦を行う。今節の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の加藤さんと共に伝える。
第8節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・加藤友里
−岡山戦は連敗で終えました。直前には大城侑朔選手が負傷し試合に参加できなくなるなど難しい状況だったと思いますが、岡山戦をどのように総括しますか?
加藤 初戦はミスからの失点が続き、なかなか我々のリズムをつかめず厳しい試合となりました。ただ、2戦目は負けを生かして良いリズムをつくることができ、一歩及ばずでしたがアグレッシブに戦い抜くことができたのは大きな収穫だったと思います。けががかさみ人数的に厳しい状況となりましたが、そういったチーム状況の中でも「今自分がやるべきこと」に選手それぞれがフォーカスしている姿が印象的です。週末のホームゲームでは、さらなる進化をお見せできると信じています。
−第8節はアイシンと戦います。今シーズンのアイシンをどう分析し試合に臨みますか?
加藤 今回の相手は、昨シーズンの王者「アイシン アレイオンズ」です。力のある日本人選手と背番号40・フェイゾンをはじめとする日本経験が長い外国人選手がハードにプレーしてくるチームです。気を抜くと一気に畳み込まれてしまいます。昨節同様、40分間アグレッシブに戦い抜き、チーム全員で勝利をつかみたいと思います。
−アイシンは今シーズンでの活動終了を発表しており、今回が八王子での最後の対戦となります。「ありがとう!アイシン」企画も展開しますね。
加藤 ビートレインズとは度重なる熱戦を繰り広げてきました。そんな過去の対戦をSNSなどで振り返ると共にビートレインズのホームゲーム会場で、「アイシン アレイオンズ」へのメッセージを募集します。当日会場にはメッセージカードを記入・提出するブースを設置します。「あの試合がすごく見ていて面白かった」「今までの活動、お疲れさまでした」など対戦の思い出やアイシンの選手・関係者の皆さまへのメッセージを送ってください。皆さまの温かいメッセージで、アイシンとの最後の対戦を一層熱く盛り上げていただけたらと思います。
−今節はレディースデーでもありますね。
加藤 「エスコートレディ」や「レディース抽選会」を実施します。レディース抽選会では、入場口で女性の皆さまへ「レディース抽選券」を配布します。「当たり」が出れば当選リストの中から好きなものを一つ選ぶことができます。女性にうれしい賞品も盛りだくさんなので、ぜひ皆さまの参加をお待ちしています。
−市民やブースターの皆さんに向けてメッセージを。
加藤 今節のホームゲームでは、「ありがとう!アイシン」企画やレディースデー企画などイベント盛りだくさんな2日間となっています。試合はもちろんのこと、イベントでも皆さまとすてきな思い出がつくれればと思っています。気温が少しずつ下がって寒い日が続いていますが、ホームゲーム2日間で皆さまと熱く八王子を盛り上げていきたいです。今節も応援よろしくお願いします。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019・2020年シーズンに続き、2021年シーズンもB3リーグで戦う。