八王子駅前のコインパーキング・シミズパーク24(八王子市旭町)の地下イベントルームで2月24・25日、市内の和菓子店が参加する出張販売イベントが行われる。
市が主催し、八王子市和菓子組合、市内の商店街の会長らによる「まちづくり八王子」などが協力して行われる同イベント。「八王子の銘菓を手土産に」をコンセプトに今回初めて開く。
「市内には和菓子店が多くあり、メジャーではないものの良いものも多い」と企画に携わる市産業政策課の小松原さん。しかし、「八王子は広く、店も各地に点在していることもあって、なかなか知られていない。そごう八王子店が閉店したこともあり、地域活性化の意味も込めて企画した」と話す。
今回は「八王子城もなか」で知られる千松園(大横町)や八王子千人同心を受けて作られた菓子「葵千人」で知られる青木万年堂(寺町)、1926(大正15)年創業の老舗和菓子店「もちとし」(横山町)など、市内の和菓子店11店が参加を表明。それぞれが自慢の菓子を持ち寄り販売する。
「今回は試験的なものだが、今後は食べ物に限らず八王子の特産品などを扱っていければ」と小松原さん。「地上階の空き店舗や大型店でのイベントも見据えている」と意気込む。
開催時間は10時~16時。