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日野に新キャラ「ごみゼロマンヴェルディ」-ゴミ減量啓発、東京ヴェルディと協働

日野市のごみゼロマレッドとごみゼロマンヴェルディ、東京ヴェルディのキャラクター「ヴェルディ君」と馬場市長

日野市のごみゼロマレッドとごみゼロマンヴェルディ、東京ヴェルディのキャラクター「ヴェルディ君」と馬場市長

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 日野市は2月28日、サッカーJ2の「東京ヴェルディ」との協働で生まれたオリジナルキャラクター「ごみゼロマンヴェルディ」を発表した。

ポーズを決める戦士たち

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 同市では、ごみ減量啓発活動の一環として、環境共生部ごみゼロ推進課が不用品を再利用して制作したオリジナルキャラクターを展開。「ごみゼロマンレッド」と名付け、「もったいない」を座右の銘に据えた「ごみ減量啓発戦士」としてイベントなどの場で活動しているほか、昨年12月からは市内の保育園や幼稚園で子どもたちに物の大切さなどを教える「出前授業」も展開。「子どもたちの反応はばっちり。大人気」と同課課長の小笠さん。

 新キャラについて、「『戦隊は5体くらいいるのだから、そのくらいはやろう』と市長からアイデアがあった」と小笠さん。そこで今回は燃えるごみの約半分が生ごみであることから、「生ごみ減らしの戦士」として、グリーンのキャラクターを設定。テーマカラーが同じグリーンである東京ヴェルディに協力を依頼した。東京ヴェルディ事業本部の梅澤さんは「今回こういった取り組みを皆さんとできて、うれしい」と話す。

 誕生した「ごみゼロマンヴェルディ」と対面した馬場弘融(ひろみち)日野市長は、職員から報告を受ける中、キャラクターたちと握手。今回の事業について、「働く現場の人がアイデアを出してやってきたこと」としたうえで、「このような形で広がりもできた。子どもたちにもいいし、ゴミ行政を進める上でもいい。ヴェルディを応援もできる。三方それぞれがうまくいった」と評価した。「さらに数が増えると面白い」とも。

 「ごみゼロマンヴェルディ」は、3月4日に味の素スタジアム(調布市)で行われる東京ヴェルディの開幕戦でサポーターにお披露目されるほか、キャラクターを描いたラッピング車も製作する予定。子どもたちへの出前授業も続け、「日野市産業まつり」など市内で開催されるイベントにも登場し、ごみ減量に向けた啓発活動と取り組んでいく方針。

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